後期高齢者医療広域連合とは

静岡県後期高齢者医療広域連合設立の経緯

2006年(平成18年)6月21日に「健康保険法等の一部を改正する法律」が公布され、2008年(平成20年)度から、高齢者医療制度が創設されることになりました。

この制度の運営主体として、「広域連合」が2006年(平成18年)度中に設置されることも同法で定められました。「広域連合」とは、都道府県ごとに全市町村が加入する特別地方公共団体です。

静岡県では、静岡県市長会及び静岡県町村会が中心となって、2006年(平成18年)8月1日に広域連合設立準備事務局を立ち上げました。そして、代表市町長で構成する準備委員会や全市町の所管課長による幹事会の場で様々な検討を行いました。

その結果、2006年(平成18年)12月26日までに、県下全市町の議会において広域連合設置に関する議決をいただきました。その議決をもとに、2007年(平成19年)1月15日に全市町長の連名で静岡県知事に対し設置のための許可申請を行い、同年1月23日に許可をいただきました。

こうして、2007年(平成19年)2月1日、静岡県の広域連合は設置されました。

広域連合と市町の事務分担

静岡県の後期高齢者医療制度については、被保険者のみなさまが利用しやすく、かつ円滑な運営を行うため、広域連合と市町とで事務を分担しています。

 

事務分担の一覧表

広域連合(運営主体) 市町(窓口)
被保険者の資格に関する事務
  • 被保険者の資格認定
  • 保険証の作成
  • 短期保険証の作成
  • 資格証明書の作成
  • 加入又は脱退届の受付
  • 保険証の引渡し
  • 短期保険証の引渡し
  • 資格証明書の作成及び引渡し
  • 資格に関する各種窓口相談
保険料に関する事務
  • 保険料の算定及び賦課決定
  • 保険料減免の決定
  • 保険料徴収猶予の決定
  • 保険料の徴収及び滞納処分
  • 減免申請書の受付
  • 徴収猶予申請書受付
  • 各種相談の対応
医療給付に関する事務
  • 療養費、高額療養費及び葬祭費等の現金給付に係る支給額決定及び口座振込
  • 第三者行為求償事務
  • 一部負担金の減免又は徴収猶予の決定
  • 療養費、高額療養費及び葬祭費等の現金給付に係る支給申請書の受付
  • 第三者行為届出の受付
  • 一部負担金の減免又は徴収猶予申請書の受付
保健事業に関する事務
  • 健診事業の市町への委託、助成
  • 歯科健診事業の実施
  • 健診(歯科健診を除く)事業の実施

 

静岡県内市町の窓口の連絡先はこちら(内部リンク)